幼稚園児のいじめ・・・親の対応と子供へのフォロー

幼稚園・保育園で年齢が大きくなっていくと、何故か出てきてしまう「いじめ」「からかい」の問題。
クラスで先生と過ごしている時は問題なくても、目が離れている隙に出てくるようです。もしも自分の子がいじめられていたら・・・本当に心が苦しいものだと思います。そして反対に自分の子がお友達や年下の子をいじめていたら・・・すごく悲しいですよね。場合によっては、自分の子育て全否定された気持ちになるお母さんもいるかもしれません

今回は幼稚園の保育終了後のにおこった出来事と、そのときの親の対応と子供へのフォロー、親が出て行くラインについて一例としてご紹介します。

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幼稚園児のいじめ・からかいの一例

保育時間終了後の幼稚園での出来事

場所は幼稚園、保育時間終了後の出来事でした。

幼稚園の体育館で、卒園児である小学生と幼稚園児が数名混ざって遊んでいたときのことです。(先生は不在・保護者のみ)

一人の小学生の男の子(低学年)が年中の男の子に向かって
「ちっちゃなあかちゃん~、ちっちゃなあかちゃん~」
とからかい始めました。

最初は言葉だけで言っていたようでした。
その後すぐに、追いかけっこのように一緒に走り回りはじめました。
小学生男子は「あかちゃーん、あかちゃーん」
と言って走りながら、後ろから追い抜く際に年中男子の頭を軽く叩く(小突く?)ようになりました。

そこに、なぜか年長の男の子2人が加勢してきました。
一緒になって「あかちゃーん」とからかい、頭を軽く叩いてからかいはじめました。

一気に3人が叩いているわけではありません。もし3人一緒に叩き始めたら、瞬時に大人が止めに入ることでしょう。そのときは追いかけっこのように走り回っていて、ターゲットになっている子に代わる代わる追いついては順々に軽く叩いくのを1分ほど繰り返しました。
そのうちに、後から加勢した年長の男の子1人は、からかわれている年中の男の子をマットに押し倒し、がっと頭をマットに押さえつけました。

その後、自然と追いかけっこは終わりました。ちょっと高いところに登った3人がまたしばらくしたら「あかちゃーん、あかちゃーん」と言葉でからかいを続けるという状態でした。

この一連のからかいの間、ターゲットとなった年中男子は
「僕は赤ちゃんじゃない!お兄さんだ!」
と言葉で反論していました。

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親の対応|見守る&帰宅後のフォロー

からかわれていたのはわが家の息子です。軽くとはいえ手が出始めた時点で心の中では止めるべきか否か悩みました。

しかしながら今回の親としての対応は
「見守る」&「帰宅後フォローする」
としました。

“見守る”ことにした理由

その場で見守るとした理由はこの2点です。

1) 本人が親を頼らなかったから、社会経験と考えた

私は本当に近くで見守っていました。どうしても嫌だったら、すぐに親に助けを求めることができるくらい近くにいました。走れば数秒の距離です。その間には扉も窓もありません。同じ空間にいたんですから。

それでも本人は自分で解決しようと幼稚園児なりに必死に戦っていました。それも力で反撃せずに言葉だけで反論していました。

幼稚園・保育園の間は、親や先生と一緒にいる時間が多いです。でも、小学生になれば子供同士で過ごす時間が増えていきます。そのときはその場では大人には頼れません。自分で反論したり、友達に助けを求めたり、場合によっては逃げたりする必要があります。(一人で全てを解決する必要があるというわけではありません。その場では頼れなくても、その場を乗り切った後に親や先生に相談してほしいものです。)
そもそも、いじめやからかいなんて、親や先生の目の前で起こることのほうが少ないと思います。だから、社会経験として親は見守ることにしました。

見守る側としてはすごく切ないですし、ツライです。でも、子供がひとつ成長する経験になると考えて見守りました。

2)幸い、怪我をするほどでは無かった

見守りながらも、
【怪我に繋がるような状況になったら、絶対にすぐに間に入る】
と決めていました。
今回は幸いにも怪我に繋がりそうな状況までにはならなかったので”見守る”でとどめることができました。

幼稚園児・保育園児の年の差による力の差・能力の差は大きいものです。この1年・2年でできなかったことができるようになり、背も伸びて力もつきます。
そんな1才・2才も大きなお兄さん達だったので、見ていて心配ではありました。冷静になって振り返ってみると、相手のお子さんはたまたま兄弟のいるご家庭だったので、力加減ができていたのかなと思います。

同じ幼稚園のお兄さん達なので、普段の優しい様子も知っています。本人達はあくまで遊びの延長での「からかい」です。もしかしたら、小学校で同じようなことが流行っているのかもしれません。でも男の子達の優しい面を知っている大人から見ると本当に”どうしてこんな事をしているの?”と切なくなる状況でした。

もしもっと人数が多かったら、もっと年上の子がいたら、内容がもっと陰湿だったら・・・もしかしたら見守るなんてことはできなかったかもしれません。

帰宅後のフォロー

今回はその場ではなく、帰宅してから子供本人へのフォローをしました。その場で言えばよかったのか、帰り道に言えばよかったのか、いろいろ悩みますが、ゆっくりと静かな場所で目を見て話せる場所でフォローしたほうが落ち着いて話せるかなと考えた結果です。

フォローの内容は・・・

1)からかわれた時の子供の気持ちを聞いて、共感する
2)からかわれた際に言われた内容をしっかり否定する
3)手を出さずに言葉でしっかり反論したことをめいっぱい褒める

この時、気をつけたのは
“相手のお兄さん達のことを悪いとは絶対に思わせないようにする”
という事です。いつも一緒に遊んでくれている優しいお兄さん達です。私もその子達が”悪い子”だとは全く思っていません。

幼稚園・保育園くらいの子供は親や先生のちょっとした言い方で
「○○くんは悪い」「○○ちゃんはいじわる」
といったような極端な捕らえ方をしてしまう場合があります。
それだけ子供が信頼している大人の言葉の威力は大きいということかもしれません。とにかく相手のお子さんのことは触れずに、言われた内容・された内容のみで話をするように心がけました。

手を出したら負け・・・でも反撃しないと繰り返す

フォローの3つ目に書いたように“言葉だけで反論したこと”を本気で褒めました。今回は”力ではかなわない・・・”と思ったからそういう手段に出なかったのかもしれませんが、母としてはこれはかなり褒めたいポイントでした。

私は、社会のルールでは『手を出したほうが負け』だと思っています。正当防衛などの特殊な場合を除いては、何があっても手を出したらダメ。どんな理由があっても、相手を怪我させてしまったほうが悪くなってしまう。

例えば
「あっちが先だった!」
と言っても、その後に反撃して相手が怪我をしてしまったら。
結局、最終的に怪我をした方が被害者。怪我をさせたほうが加害者です。謝るのは怪我をさせた側であって、先に手を出したかどうかは関係ないのが現実です。

まぁ、幼稚園・小学校までは年下が年上に手を出しても力の差があって、怪我させることは無いと思いますが・・・。子供にそんな条件を理解してもらうのは難しいので一旦それは置いておきます。

ただし、反撃しないと繰り返すのがいじめやからかい。
反撃したほうが良いのかどうか・・・それはまだ答えが出ていません。

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どこまで親は出て行くべきか|親が出て行くライン

今回私は「見守る」という手段をとりましたが、幼稚園児・保育園児の間はまだまだ子供。親が出て行って解決するのも1つの手段だと思います。

私が思う【親が出て行くライン】は

・子供が反撃できていない、やられっぱなしになっている
・痛そう、行き過ぎている(怪我に繋がる危険がある)
・やっていることが陰湿
・集団で取り囲んでいる

と考えています。
とはいえ、実際どこまで冷静に判断できるかはちょっと分かりません。

このとき、大人である親が相手のお子さんに対して、絶対に手を上げてはいけません。脅すような声かけもNGだと思います。冷静に冷静に・・・。

自分の子供がいじめられていたら冷静にできるか不安ではありますが、こちらは大人です!!女優になったつもりで冷静な大人を演じてみたいところです。

まとめ|フォローが大事

幼稚園児・保育園児のいじめ・からかいと親の対応、子供へのフォローについて一例をご紹介しました。

今回はたまたま大人の目の前でからかいが行われました。しかし、子供達のそういったやりとりはほとんどが大人の目の届かないところで行われていると推測されます。(わざわざ怒られるようなことを親や先生の目の前でやりませんよね・・・・)
そういった時、やっぱり大事になってくるのが親のフォローだと思います。しっかり共感して寄り添ってあげて、からかわれた内容をしっかりと否定してあげることが大事だと思います。

内容によっては先生にさりげなく相談するのも良いと思います。普段の幼稚園・保育園でのやりとりを見ている先生ならではの視点でお話がきけるかもしれません。(※相手の親に直接相談するのはできる限り避けたほうが良いそうです、誤解やトラブルの元になる可能性が高いです)

もし同じようなことで悩んでいるお母さんがいたら、少しでも早く解決することを祈っています。

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