子供にルールを教える方法|公共マナー&人間関係
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子供に信号のわたり方、電車の中でのマナー、エスカレーターの乗り方などの公共のマナーやルールを教えるのは子供が社会で暮らしていく上で大切!また、子供の遊び場である公園や児童館での"順番"や遊具の使い方などのルール、お友達に優しくするといった人間関係に関わる事を教える事もあるかと思います。
乳幼児期のまだまだ小さな子供相手では、いくら言葉で言っても伝わらないことも多いですよね。
今回は、乳幼児期の小さなお子さんに様々な「お約束ごと」を分かりやすく教える方法をいくつかご紹介します。
乳幼児期の子供にルールやマナーを教える方法
小さな子供は良くも悪くも自分勝手で自己中心的です。
年齢的に「今この瞬間、自分が楽しいことが一番!」な時期なので、周りのことも後先なんてことも考えられません。
だからといって、子供に自由にさせていては社会生活を送ることはできませんよね。
小さな子供に少しでも分かりやすく「おやくそく」を教える方法として、私が考えて実践してきたやり方はこの3つです。
・絵本を使って教える
・ぬいぐるみを使って人形劇風に演じて教える
方法1|お出かけして直接教える(実体験)
何事も、百聞は一見にしかず!
信号などの交通ルールや、電車の乗り方・エスカレーターの乗り降りなどの公共マナーは実際にお出かけして、その都度教えました。
例えば
「青になったら渡ろうね。赤は止まれだよ」
「電車の中では"しーっ"だよ。小さな声でお話するよ」
電車のホームでは
「黄色の線よりこっち(後ろ)にいようね。電車が来るから危ないよ」
何かやらかしてから注意するのではなく、予め"こうしてね"と言うようにしていました。
伝えるタイミングはできるだけ直前にしていました。早め早めに伝えすぎると、途中で他の事に興味が移って忘れられる・・・ということがあったので、とにかく直前に伝えていました。
方法2|絵本を使って教える
絵本を使ってルールやマナーを教えるのは、場所を問わず手軽に取り組める方法なのでオススメです。
それこそ
・お友達とのやりとり、順番
・食事や歯磨きなどの生活習慣
など様々な事柄について絵本を通して知ることができます。
「やってはいけないこと」と「こうしてほしい姿」の両方が絵本に載っていると、小さな子供にも分かりやすいと思います。
3~4才位になると、いわゆる"正解"を自分で考えて言葉にできるようになってくると思います。あえて「やってはいけないこと」だけを見せて、『こんな時どうすれば良いかな?』と聞いてみると良いと思います。
方法3|お気に入りのぬいぐるみで演じる"人形劇"で教える
お気に入りのぬいぐるみやお人形を使って、様々な場面を演じて教えるのもオススメです。いつも遊んでいるぬいぐるみやお人形であれば、子ども自身も感情が入りやすいと思います。
例えば
木の棒を振り回していたらどうなるのか
どうして電車に乗るときは順番に乗らなきゃいけないのか
など絵本にはあまり載っていないような、本当に細かな事柄についてもぬいぐるみを通して考えることができます。
単に大人が「こんなことしちゃダメ!」と伝えるのではなくて、ぬいぐるみで演じることで
「こういうことをしていたら、どうなっちゃうかな?」
「この子はどんな気持ちかな?」
と一緒に考える時間を持つことができます。
考えて子供の中で納得すれば、ルールやマナーを守れるようになると思います。
まとめ|イメージしやすい方法で伝える
小さな子供にルールを教える方法をいくつかご紹介させていただきました。
説明したい物事によってどの方法が良いかは異なってくると思います。状況やお子さんに合わせて、ぜひ使い分けてみてください。
ご覧頂きありがとうございました。